#婦人科トラブル

婦人科トラブルイメージ

生理痛、生理不順、月経前症候群・生理前(PMS)、無月経、更年期障害、不正出血、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、その他婦人科疾患など、女性特有の不調は原因から改善する漢方が得意とする分野です。婦人科漢方の専門家が生活習慣や漢方薬で不調を改善・予防します。「お母さん(ママ)の元気は家族の幸せ」どんなことでも、お気軽にご相談ください。

#忙しい女性の味方

女性は結婚、妊娠、子育て、更年期と仕事をしながらそれぞれの状況に対応し、その後の人生も変化に富み、忙しく生活しています。いつも家族のために頑張って、自分のことを後回しにしてしまいがちです。無理をしても働いてしまう女性の健康を守るお手伝いをしたいと願っています。いくつの時でも女性には輝いていてほしいのです。そんな女性の強い味方が漢方薬です。漢方薬は女性の体の特徴にピッタリ合っています。女性の体の本は血液であると言い、血液の状態の良し悪しが健康状態と切っても切り離せません。お一人お一人の体質に合わせ処方を組み合わせていきます。
「健康ってこんなに体が楽に動くことなのね。」とびっくりされます。どうぞご相談ください。

#成長期の女性

漢方では女性の体は7の倍数で変化していくと言われています。14歳(現在は10〜13歳)ころに初潮を迎え、10代の後半頃に複雑なホルモン周期が安定してきますが、若い人に多いトラブルが、生理不順と生理痛です。「生理痛はなくて当たり前」ということを知らない人がほとんどです。生理痛の酷い時だけ痛み止めの薬を服用しているようですが、生理痛は血液の流れの悪い「瘀血(オケツ)」体質の現れなので、そのままにしておくと将来の不妊症の原因にもなります。また、子宮内膜症、子宮筋腫などが原因の生理痛もありますが、漢方薬は原因となる瘀血体質から治療していきます。
まず毎月の生理がチェックポイントです。女性の体は「血(ケツ)」と深い係りがあり血が不足しやすい体です。日頃からバランスの良い食事に気を付け、睡眠をしっかり取り、体を冷やさないように気を付けましょう。

#妊娠、出産、子育て期

20代から30代は卵巣の働きが最も活発になり、ホルモンの分泌が盛んで妊娠や出産に最適な年代です。一人の人間をお腹の中で造ることはお母さんの体にも大変負担となる大仕事です。母体を支えお腹の赤ちゃんのしっかりした体を造るためにとても良い漢方薬があります。すべてのお母さんにお奨めしたいものです。
妊娠を望んでいるのに、結婚して1年を過ぎても妊娠できない方を不妊と言います。まず女性の体を妊娠できる力のある体にすることが大切です。更に原因を調べて生理の状態を整えるために、女性の体のホルモン変化に合わせた周期療法(西洋医学の生理周期のリズムに合わせて漢方を飲み分ける治療法)を基本に漢方薬をお奨めしています。
また男性側の原因も調べ、改善するところは改善します。病院の治療を受けながら、漢方薬を併用することで妊娠の確率が上がり、良い結果をだして喜びのご報告をいただいております。

#更年期以降(卵巣機能が低下してくる時期)

40代に入ると卵巣の働きが徐々に低下してゆきそれに伴って、一般に更年期症状といわれる自律神経の乱れが関係する様々な体調不良がでてきます。
実は女性ホルモンは女性の若さと健康を保つために、体の中の多くのところで働いていました。それが分泌されなくなるために、閉経後の女性は様々な症状がでてくるようにます。高血圧、骨粗しょう症、脂質異常症、筋肉の減少、不眠、うつ傾向などがあります。その時期の症状は、漢方薬の方が体全体をバランス良く整えるため合っていることが多いのです。またこの時期は、元気で長生きのための健康管理をスタートさせる時でもあります。
それまで元気でこられた方でも、20年後30年後まで元気を保ち続けるために、ご自分の体のことをもう一度見直してみましょう。

#ご家庭のホームドクターとして

お母様はご家族の食事や生活全般を管理して、ご家族の健康をチェックしているホームドクターです。日常生活を常に見守っていて、子供が熱を出したり、下痢をしたりすると、病院に連れていきます。そんなお母様の相談相手として、ご家族の健康の気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

#健康の基本(体を構成する3つの要素)

「気(キ)」とは、体の活動や運動を支えているエネルギーで、全身をスムーズに流れていることが必要です。不足したり流れが滞ると体調不良の症状を出します。 「血(ケツ)」とは、全身の細胞に流れて栄養と潤いを与え、精神を安定させる働きもあります。
不足したり流れが悪くなると体調不良や痛みを生じます。「水(スイ)」とは、血液以外の汗、涙、リンパ液などの体液のことで、水分代謝に関係します。水分が体の一部に余ると様々な症状を出し、不足しても体調が悪くなります。
漢方の診断では、これら以外の体の条件も含めて余っているものと不足しているものを問診してつきとめ、バランスを取り戻す漢方処方を決めていきます。

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